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2003 私の宝箱

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時35分20秒
  これにて終了!
お疲れ様でした。
 
 

No.44 守護

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時34分3秒
  我は我の築きし城の守りとして玉を放つ
鬼、死霊どもを封殺する力を持つその玉は
霊地に佇む神馬に守られ
水のほとりに静かに眠る


これは伝説。
しかし、その霊地とされる場所には彼が祀った社が実在する。
ならば玉は…
昨日、僕の夢に浮かんだ魔方陣と放たれし玉。
神馬が守る玉を見つけることができたなら、僕も不思議な力を
手に入れることができるだろうか。
 

No.43 旅の終わり

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月30日(金)11時59分24秒
  我は三十三人衆のひとり
山上より五の地へ
五の地より二の地へと
市を見守り、水を見守り
さらに流れて今に至る

ここが我が終焉の地か…

訪れし旅人よ
ともに旅の終わりを祝おうぞ
春には咲き垂れる紫花のあの下で

我の足元にある酒樽を開き
紫花の抱えし小箱に注ぐがよい
おまえの願いはきっと叶うであろう
 

No.42 箱入り娘

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月30日(金)11時52分1秒
  昔、この村に祖を慕い学ぼうとやってきた男がいた。
ある日のこと、男は一人の娘に出会う。
色白でふくよかなその娘は、甘美な香りを漂わせて男に
微笑みかけた。
娘の母は上海から来たという。
それ以外は何もわからない娘を、男は大切に扱った。
それはそれは大切に、まるでわが子のように…

娘の存在は男の名とともに瞬く間に知れ渡ることとなる。
美しい娘に求婚者も引く手あまた。
娘はたくさんの子供を儲けた。
ちょっぴりおませな千代姫、恥ずかしがり屋の暁の君や
夕空の君。
白麗は上海を偲ぶ名か…
みんな彼女の娘であり、母と同じように箱入り娘である。

人々に愛される娘たちの父として、名を刻む石がある。
かつては童が、現在は翁たちが集う場所の片隅に。
夕日を背に浴びて誇らしげに…
 

No.41 扉

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時31分25秒
  ここには二つの扉があった。
向こう側の扉はすでに閉ざされてしまっている。
もう永遠に開かれることはない…

開かれたままの扉の上より見下ろすは、緑の狭間に
一列に並ぶ車の列。
きらきら光る宝石を汲み上げクルクルまわる。
緑が黄金に変わる頃、車の列は静かに休む。

こちらの扉は永遠に閉じることはないのか。
今も昔の面影を残し、風に揺らぐ水面を見つめる。
 

No.40 射よ!

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時30分32秒
  一人の勇者ここにあり
時を司る十二神を従え、天空に向けて弓を引く

はるか彼方より扇を掲げ
手招くは春色の襲ねを纏った傾城

「これを射よ!」

南無八幡…いざ!
時満ちて、鏑矢をつがえキリリと放つ
矢はヒューっと音をたてて的を射抜き、天空の彼方へ…
扇は宙を舞い、赤き夕日に溶け込む

あれは幻だったのか…
扇はいまだそこに掲げられ
春色の傾城はどこにも見当たらぬ
残されしものはただ一つの小箱のみ
暁の神の守る小箱の中に
あの出来事が現であった証は眠る
 

No.39 ひとまたぎ

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時29分6秒
  「小野田さん、ちょいと上をまたぐぜ。」
「これはこれは田原さん、どうぞお通りくださいませ。」
「おっと、あぶねぇ。漏らすとこだった。」
「あらやだ。よしてくださいよ、田原さん。」
「おうよ、漏れちゃあ大変だ。」
「何を運んでるんですか?」
「あんたと同じもんだよ。」

こうして田原さんは吉井さんからの大事な預かり物を運び続けた。
そこを通るたびに小野田さんの上をまたいで…。

今から20年ほど前に、田原さんはその役目を終えて隠居した。
訪ねて行ったらきっと喜んで昔の話をしてくれるはず。
果物畑の奥に大きな表札が出ているよ。
 

No.38 聖なる石

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時28分17秒
  はるか昔、三つの石が火を帯びて日輪より出ずる。
一つは菩薩の地、もう一つは牛まろばされし地へ、
そして最後の一つは山の社へと向かう。

時は移り、最後の石は人里に下り、愛しい乙姫を迎
えここに社を構える。
すっくと立つその姿は凛々しく、道行く人々の目を
奪う。
何人も触れることを許さぬように水の中に立つ石…
そこが聖域であることを人々に知らしめるように取り
囲む木々。

水を越え、石に寄り添おうとする木が一本。
洞の中に聖なる石のしるしを宿す。
 

No.37 天空の湖

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時27分7秒
  晴れの国の天空に並ぶ七つ星…
それは天河に沿うように細く長く煌めく。

しかし、いつの頃からか暗雲が立ち込め、すでに五つの星は
闇へと消え去った。
そして今、六つめの星が消えようとしている。
後に“天の王”になる男の力により引き込まれた天河の水は、
六つめの星を孤島に変えてゆく。
そう…それはまさに湖に浮かぶ孤島。
 
天河の水はここから湖へと流れ行く。
一本の大木が歴史を刻む、この場所から…

[天空の図]
 

No.36 僕らの舞台

 投稿者:Mew  投稿日:2004年 4月26日(月)13時26分0秒
  僕らは仲良し七人組。
目立ちたがり屋の僕らは舞台に立つのが夢だ。
練習の成果をみんなに見せたいけど、町の大きなホールは借りられない。
そこで僕らは考えた。
みんなが集まるホールの前。
そう、ここならみんなに見てもらえる。
あのホール、巨大な船に見えないか。
一隻の巨大船をバックにした、この石の上をステージにしよう。
今日の物語は、あの船に乗って日本に文化を持って帰った男の話。
「さぁ、用意はいいかい。」
「台詞は完璧に覚えたか?」
「おい、三郎。小道具の仕込みは?」
「大丈夫。ほら僕の足元に。」
「よーし、僕らの舞台のはじまりだ!」
 

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