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RE:影水作水無瀬書

 投稿者:ゲンベイ  投稿日:2017年 7月12日(水)20時49分9秒
  通報 編集済
  お返事ありがとうございます。去年の事なのに、本当に懐かしいです。

来年の1月末なら、訪問できると思います。その時はどうぞ宜しくお願い致しますね。
梁山泊道場は、いわば棋具の聖地のようなところですから、とても楽しみです。是非ともお伺い致します。
8月、11月にも中部へ行く予定がありますが、そちらは弾丸ツアーになってしまうので難しいです。

人の作った作品を観る事は人生においても、とても勉強になるのです。
私が駒を通して経験した事は、今でも楽器を選ぶ際に非常に役立っています。
作品から製作者の人間性を感じ取るという事が、駒から学ぶ事ができたという事なのでしょう。

駒の画像、拝見しました。この錦旗の駒ですが、確かに龍山の錦旗にそっくりです。
これが5万とは。流石に目の付け所が違いますね。

この錦旗を見て思ったのは、字母の感じが数次郎の絶作の錦旗に近いような感じがします。私だけかな。
それは、上の字が意図的に小さくされており、特に玉と角、金でこれが顕著であります。
また、飛車ですが、飛の字が車の字よりも、わざと細く作られており、車の字は太くされております。これによって、重たい錦旗の飛車がバランスを取れて見えるように感じます。

一見、素朴な錦旗に見えますが、実はバランス感覚の優れた製作者の彫りに思います。
桂馬と銀将はやや上字が重たく、銀は太め、桂は細めに彫られておりますね。
二つの玉を見ても、細部がかなり異なっています。

ちょっとした事ですが、印象を変える事ができるわけです。
もっと研究すれば、どこをいじれば、どう変わるかまで掘り下げる事はできそうですが
今の私にはその情熱はありません。書体の調整にはPCソフトも便利ですが、
桐月氏との製作での経験上、後になってから気付いた事ですが
PCで作り上げた書体には、どこか人間味が欠けるような気がしています。機械っぽさというのでしょうか。
毛筆の自然の柔らかさを表現するのが難しいです。
人の書いた字だからこその魅力なのに、機械的な違和感が出てしまう。
これは出石さんにも同様の事を感じています。編集ソフトを使う人は皆そのような感じが多かれ少なかれ
あるのかなと、個人的な見解ですが。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w182732052?notice=rats

過去ログを見返してみると、ばたさんが落札した龍山の錦旗は飛車の「飛」が重たくて
これが絶作の錦旗とは大きく異なる点です。梁山泊さんへ差し上げた絶作の錦旗の字母紙を
見てもわかるように、ばたさん落札の駒はまだ上の字が重たい時代の駒だと思います。
玉はやや重たいですが、良い見方をすれば、力強さがありデーンとした存在感がありますね。
好きな方には錦旗の魅力とも思えるところだと思います。王者の風格というやつですね。

梁山泊さんと、ばたさんの駒、玉だけを比較しても
違う点としては、玉の縦の線が太いか細いかです。
ここを細く作ると軽い感じになり、太くすれば重たく見えます。

錦旗を上品に纏め上げるのは困難を極めますが、誇張を避けて全体的に素朴にする事を意識して
上字を細めに、下字を太めにすれば、何とかバランスを保てるのではないかと
これらの作品を観ては、そう思っています。

 
 
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