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オークションの今後
投稿者:梁山泊 投稿日:2017年 6月10日(土)23時54分28秒これは龍山・影水の時代の作品の素晴らしさを理解出来ない方が
殆どと言って良い時代ですから致し方ありません。
(落札価格からは龍山・影水の糞も味噌も一緒の評価をされていますが、
これは致し方ない事と思っています)
よって、駒が安くなったと言って、嘆くより買いまくれば良いだけの話で、
私はそれを実行している積りですが、西方への旅立ちが近くなった為に、
所蔵品の目録を作っていますが、遺品となる駒の落ち着き先は決まっていません。
さて、昔日の名工作の駒は金将の裏を見れば作者が特定出来ました。
それと盛上駒に関して言えば、書いていました。
私の好きな言葉で墨痕淋漓の駒です。影水師などは1日に2組、多い時は3組書いたと
自ら述べておられます。これは面相筆で書いたのであって、盛上げたのではありません。
現代作者では蒔絵筆で彫埋めの上に何度も漆を置いていきます。これは現代の様に盛上げ駒が
高価であれば、駒師は生活が出来ますが、影水・静山の時代に現代作者は駒では生活が成り立
たないと思っています。
そして、私は古き良き時代の駒が好きで、現代作者の駒には興味が薄いです。
その理由の一つに同じレシピで作る料理の様で個性が感じられないからです。
字母紙と駒型の研究(工夫)をしないで、出来合いの木地による駒の製作では
良い駒が出来る筈がないのは現代作者の作品を見れば、理解頂けるでしょうか?
さて、今回の奥野作宗歩好も私的には墨痕淋漓の駒で、私のコレクションに是非
加えたい駒で、1,200,000円までは出しますが、1,500,000円以上出せるか、思案中です。
添付画像は私所有の奥野作菱湖書ですが、作者銘書体銘共に見事なまでに欠落しています。
追記
奥野作宗歩好の入札価格は私が次点で大台に入りました。
この後はオークション終了間際に再度入札します。