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まぼろしの彫駒シリーズ「桂山作竜司書」

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月29日(火)05時05分19秒
  「桂山作竜司」銘の彫駒をオークションで2~3度見ました。しかし、「桂山作竜司書」銘の彫駒はオークション他、一度も見たことがありません。たった一文字の違いだけですが、わたし的な言い方をするなら作の内容は別物でした。それがなぜなのかは分かりません。

おそらくはこの「桂山作竜司書」のことでしょうが、この世に三組だけ作られたと聞いています。それが事実なら、まさにまぼろしの彫駒といえるのではないでしょうか。



新しい写真を撮ろうと思ったのですが面倒で(笑)。
現在の実物は、繰り返した乾拭き磨きの成果もあり斑が強くなっています。

 
 

まぼろしの彫駒シリーズ「影水作金龍」

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月27日(日)20時17分49秒
  影水作金龍彫は、かつてオークションで2度ほど見たことがある気がしますが、わたしの見立てでは本作とは全くの別物でした。どのように別物かはここで詳しくは申しません。



この駒はアマトップとして活躍された大鷲将人さんよりお譲りいただきました。大鷲さんはといえば、この駒を大友昇九段(故人)より譲り受けたとのことでした。そしていま、わたしの手元にあるというのは光栄なことと感じます。

 

RE: RE;まぼろしの駒

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月26日(土)23時43分10秒
  なるほど、それで分かりました。

どこかで見た記憶があるような彫で、わたしもオークションで見たことがあるのかもしれません。でも、落札したいとは思わなかったのでしょうか。まぁ、実際にはなにも思い出せません(笑)。

そのように「木国製」として認知でき、市場に出たときに判別できるならば、そして滅多に出なくて、作の内容が評価に値するなら、まぼろしの彫駒と言えそうですね。

 

RE;まぼろしの駒

 投稿者:キコリ  投稿日:2015年 9月26日(土)21時27分21秒
  実は、「木国製」(or木岡製)の駒はこの他に2度ヤフオクで見ておりますが、いずれも木村名人揮毫の盤と一緒に出品をされておりました。

駒は薄く、形状から古い中京駒の一つであると思われますが、彫の技量が大変に優れていることと、その感性の素晴らしさは梁山泊さんの書かれている通りで実見すると驚かされます。何よりも字母紙を使っていない事、数をこなした者のみに与えられる刃の切れが見事です。

書体は「「峰」に似ておりますが、駒箱に記された時代は「峰」の字母が出来たより古く、その原型である可能性も秘めているやもしれません。
 

謎の彫駒とまぼろしの彫駒

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月26日(土)20時33分38秒
  デニーロさんの投稿を拝見して気づきました。

謎の彫駒とは、そもそも作者も不明(作者銘があったとしても)。まぼろしの彫駒とは、銘は明らか(作者銘が記されていなかったとしても)だが、数が少なく滅多にお目に掛からない。その上、優れた作となれば皆無に思われる。..ということでしょうか。



このように作者完全不明な駒は、まぼろしというよりも謎というのが相応しいのではないでしょうか。

 

RE:キコリさんのまぼろしの駒

 投稿者:デニーロ  投稿日:2015年 9月26日(土)20時11分31秒
  キコリさんのまぼろしの駒の画像を見て、私は「彫駒図鑑」に掲載されている『謎の彫駒』のイメージが脳裏に浮かびました。
いずれも何とも言い難い雰囲気と味を感じますね。
「オープン掲示板」で『謎の彫駒』について書き込みをするのは2011年1月以来二度目になりますが、私にとっては忘れがたい駒の一つなんだと思っています。
 

無題

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 9月26日(土)13時57分1秒
編集済
  駒箱に木国製とある駒は私がリサイクルショップで、盤とセットで販売されていましたが、
盤は程度に問題があり、キコリさんの進呈用に駒だけを求めたました。
尚、この駒の迫力は実見すると、よりご理解頂けると思います。

天一の彫り駒は二代目(佐藤松喜)で草書と三邨書を所有していましたが、何れも今は手許に
ありませんが、梅水さんの所有されていた初代作の気魄の彫りには及びませんね。

 

まぼろしの彫駒シリーズ「初代天一作草書」

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月26日(土)02時11分5秒
編集済
  このような駒はその生い立ちを考えれば、この世に数多く存在するはず。しかし、市場には出てきませんね。これをまぼろしというのも広義の意味とご理解ください。実際オークションなどでは(この駒以外は)一度も見たことがありません。

実はこの駒、かつてわたしが持っていたものです。オークションに出して手放してしまいました。それは、お金のためではなく、わたしが持っていなくてもよいと感じたからです。どなたか持つべき人に持ってもらいたいとそう思いました。

わたしはかつてコレクターでしたが、いまは使う可能性のある駒だけを手元に置いています。コレクターとしてこの駒を見れば、手元にぜひ置くべきと考えますが、わたしは自分による新しい基準によって手放してしまったわけです。

いま思うとちょっともったいなかったという気はします。この作に見合う金額ではありませんから。それは最初から分かっていたこと。ですから、この駒を手放したのはお金のためではないのです。もちろん、お金のために手放した駒はいくつもあります。



それにしても、この作、見事なもんですね。

この駒、手に入れた最初は砂埃を被ったような状態でした。そこから、乾拭き磨きを重ねて写真のような状態になりました。それをしているときは、お金に変わる駒じゃないからずっと持っていようと思っていました。

いまとなっては、わたしにとっても、まぼろしの彫駒となりました。
どこでどうしていることやら。

 

キコリさんのまぼろしの駒

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月26日(土)01時39分54秒
編集済
  拝見しました。さすがはキコリさんの駒だけあってどちらも並みじゃありませんね。

ところで、わたしの言う「まぼろしの彫駒」は多少というか非常にというか本来の意味に対して緩い使い方をしています。これをご覧の皆さんにおかれましては、あまり目くじらを立てることなく大らかにお願いします。



画像のこういう駒は見る目さえあれば、運良くオークションで手に入る可能性がある駒でもあると思います。ですから彫駒は面白い。

注目は作の内容です。商用とは距離を置いた私的な作。繊細だけど大胆で個性的。興味深い作ですね。ただ、この作風、極希ですがどこかで見かけた気がするような..思い出せません。

 

RE:まぼろしの駒2

 投稿者:キコリ  投稿日:2015年 9月25日(金)18時40分27秒
編集済
  続いて出させて頂きます。

これは、彫り駒ではありませんが、福井勘兵衛の揮毫のある桐箱に入っており、先日ご紹介をした福井勘兵衛の盤覆いの揮毫の盤と一緒に出てきた彫り埋め駒です。

盤の時の話と一緒で、これが本当に福井勘兵衛が作ったのかと云えば違うでしょう。前澤一得が誰かに作らせ、勘兵衛の金子の為に用意したものですが、さてこの作者、皆さんは誰だと思いますか?私には一人だけ思い当る人物がおります、まぼろしの人物です^^。

そう云う意味では、これも「まぼろしの駒」だと思っております。

この2組の駒は「まぼろし」ゆえに一切手を掛けてはおりません。一部色が違うのは前の所有者が拭いた為でしょう。
 

RE:まぼろしの彫駒のススメ

 投稿者:キコリ  投稿日:2015年 9月25日(金)18時31分44秒
  さて、件の奥野の駒に200万円の経済価値があるのかどうかはともかくとしまして、「非常に稀な良い駒」である事は確かです。

幻の駒との事なので幾度か紹介をさせて頂いた幻の駒を。
この駒は、梁山泊さんより頂いた駒ですが、作者銘があるにもかかわらずその作者が解りません。ただ、目くら彫りのこの駒には妙に引き込まれる何かがあります。書体の面白さ、彫りの鋭さ等々、私にとっては「まぼろしの駒」ですね。
 

まぼろしの彫駒のススメ

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月24日(木)00時05分17秒
  皆さんにも「まぼろしの彫駒」をおすすめしたいです。

なぜって、彫駒ならそんなに値段が高くはありませんからね。多くの人が目指せます。もちろん、使う駒をお探しの方には、こんな付加価値は余計だと思います。自分の手に馴染み心置きなく使える駒が一番よいと思います。

まぼろしポイント:

① 数が少ない        (とりあえずは噂の範囲で)
② 作者がスペシャル  (同じ銘の中でも少ない作者)
③ 作の内容が凄い    (これは見る目を養うしかない)

まぼろしなんて大げさな言葉だから、抵抗を感じる方もおられるでしょうが、まぼろしの程度もピンからキリ。気にせずいきましょう。余裕を持って、言わせておけばよいってことでどうでしょう。

②はちょっとわかりにくいと思いますが、たとえば、梅水という銘があったとして、実際に彫ったのは誰かということです。梅水はわたしですが、梅水工房でわたしが一番たくさん作って腕もそれほどでもなければ、わたしの彫は避けましょうっていうようなことです(笑)。

 

RE: RE*まぼろしの彫駒シリーズ「奥野錦旗」

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月23日(水)23時29分40秒
  わたしは、この駒の経済的価値が200万円以上だと言いましたが、いまわたしには、そのようなお金を駒に出す余裕は全くありません。しかし、仮に余裕があったとしても、今後は、駒にそのような金銭を出すことはないでしょう。

それは、そのような金額を出した方が、それを持つべき人なのでしょう。いまのわたしは、持つべき人が持っていてくれればそれでよいのです。ただ現在は、個人の手の中で埋もれてしまっているようなのが悲しいですね。どうだ!と写真などをあげて自慢をしてもらいたい。

そうすればわたしなどは、おっしゃるとおり素晴らしい!参りました。拍手・拍手となるわけです。しかし、自慢などすれば悲しいかな妬む人間が必ずいるもので、朝鮮人は恨みの文化、日本人は妬みの文化というそうで、そういうものがこの世からなくなればよいのですが。

さて、この後、オープン掲示板では「まぼろしの彫駒シリーズ」を少し続けてみたいと思っています。①武山作、②奥野作錦旗と注目してみましたが、③初代天一作、④影水作金龍、⑤桂山作竜司書、⑥駒権作 なども改めて取り上げてみたいです。

どれもその数の少なさよ。わたしの興味は常に、数の少ないものに向いてきました。お金さえ出せば来月にも手に入るようなものは、あまり指向しませんでした。もちろん、興味はありますし悪いとは言いませんが、わたしの場合はそこには向かわなかった。

もう一つ。誰にも既に認知されていて、誰でも価値を知っている。そういうものではないものに興味を向けてきました。

ところで、「桂山作竜司書彫」というのは、この世に三組だけと聞いておりまして、実際にオークションなどでも見たことがありません。しかし、「桂山作竜司彫」がオークションに2~3度(あるいはもっと?)出てきました。「竜司書」と「竜司」の違いなだけなのですが、わたしに言わせるなら、作の内容がずいぶん異なります。

皆さんも「竜司書」が出てくるかどうかご注目ください。貧乏なわたしですが、この竜司書を手放す予定はありません。他に二組のみというのは本当なのか、わたしも興味深く注目しています。

 

RE*まぼろしの彫駒シリーズ「奥野錦旗」

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 9月23日(水)00時59分58秒
編集済
  画像の駒と同じく、まぼろしの彫駒で奥野作錦旗の駒は10年程前に
鵜川氏から、私が上京する度に何度か拝見させて頂きました。
あの駒は肉厚、大振りで、タップリと面が取ってあり、彫りの
勢いが凄く、ザックリと彫ってありその後何度か、奥野作の錦旗の彫りは
拝見させて頂いていますが、あの迫力を感じた奥野作錦旗の彫りには出会っていません。
梅水さんのあの駒は何度かご覧になっていますね。
 

まぼろしの彫駒シリーズ「奥野錦旗」

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月22日(火)23時38分44秒
  奥野錦旗の彫駒というのは、一時期はオークションに何度も出てきましたね。
だけど、こういうのは出てこないでしょう。紛れもない一級品。ピンの駒です。



作者名と書体名が同じならば、あっ、これ、まぼろしの彫駒だ! なんて言わないでください。作の内容が大切なんです。それを含めて「まぼろしの彫駒」と言えるのだと思います。

で、これぞ、まぼろしの彫駒。誰にも文句は言わせません(笑)。わたしが思うにこの駒の経済的価値は200万円以上。300万といわれても異論はありません。何がそんなに凄いのか、分からぬ者への説明は難しい。

さて、わたしがお金を持っているころ、これほどではありませんが、奥野錦旗彫の一級品を80万円で購入しました。しかし、後で気づいたのですが、銀一枚の背丈がかなり短い。売り主は分かっていて誤魔化して売ったのだと思います。わたしは駒を返品したことが一度もありませんでしたが、この時初めて翌日に返品しました。

しかし、返品したのはもったいなかったかもしれません。
今となっては、それも正に、まぼろしの駒となりました。

 

無銘のダンディズム

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月22日(火)22時57分39秒
  さすが梁山泊さんですね。よい駒をお持ちです。



奥野風の無銘駒は結構見かけますが、これはそれらとは一線を画すなかなかの作ですね。
大切にされているというのにも頷けます。



さて、↑これはどこで拾ってきた画像(写真の著作者からご指摘があれば削除します)か忘れましたが、無銘武山としてありました。

武山が彫ったのではありましょうが、しかしいま、よく王と玉(角もそうですね)を見ますと、武山の書体作風ではないようです。初代天一風にも見受けられます。(ちょっと斜めで見にくいのですが)

このような駒を鑑賞しながら、無銘を生んだその時代背景に思いを馳せるのも乙なものです。

 

無銘駒

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 9月22日(火)20時34分59秒
編集済
  駒には作者銘と書体銘が王将(玉将)の駒尻に彫って(書いて)ありますが、上彫駒は
楷書体で特定の書家が書かれた訳ではありませんから、書体銘は書かれていませんね。

私の場合はこの楷書体の駒は過去に1組購入したのみです。駒権作の歩兵彫りがその駒です。
この様な楷書体の駒は将棋倶楽部でよく見かけますが、駒文字が中央に集中していますから
長時間の対局にも目が疲れない駒ですね。

私が現在持っている無銘駒は作者名もありませんが、奥野所縁の駒として大切にしています。
書体は武山作の錦旗とほぼ、同じですが時代は私の方が20年以上古いのは駒の厚みからも
ご理解頂けると思います。


 

影水作 錦旗彫埋駒

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 9月22日(火)20時02分59秒
編集済
  2年程前に彫りの素晴らしさに影水作錦旗彫埋駒の相場(ヤフオクの落札価格)の
2倍程出して購入しました。(榧の柾目盤と小笠原桑の1本脚駒台付)この駒は
梅水さん所蔵の影水作金龍書彫埋駒と同じ製作年代の駒ですが、斑入り柾目と表現
するのが相応しい木地です。

3枚目の画像は付属品の駒台ですが組立式です。又、この駒台は紫檀製と思っていましたが、
鵜川善郷氏のご指摘による小笠原桑と判明しました。小笠原桑は絶滅危惧種で非常に貴重な
材です。

 

わたしの武山

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月20日(日)23時03分17秒
  お馴染みの武山作彫駒の写真ですが、わたしが所蔵する3組を一緒にした写真は未公開だったと思う。左から、武山作錦旗彫、武山作天童楷書彫Ⅰ、武山作天童楷書彫Ⅱです。ⅠとⅡは同じ書体の彫ですが、写真ではわかりにくいと思いますが駒の大きさが違います。作のレベルも違います。どちらがどうかは想像してください。



 

RE: 銘の大切さ

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月20日(日)21時56分43秒
  tsurukiさん、お世話になっております。いろいろと恐れ入ります。また、レスをいただけてうれしいです。

ちょっと言い訳をしておきたいのですが、無銘を好むことへの批判的な気持ちは皆無です。結論的なことを申しますと、銘ありもよし、無銘もよしと思います。無銘を好むことにはある種のダンディズムがあるように感じます。しかし銘もまたある種の価値が間違いなくあるわけで、どちらを好むかは、これは人それぞれ、あるいは同じ人でもときによって、風向きによって(笑)、変わってくる話だろうと思っています。

わたし個人の立場を明確に申してみますと、銘の有無はその作の本質には関わりません(当然といえば当然ですが)。つまり、tsurukiさんのおっしゃるとおりであり正しいのです。ただし、銘には価値があり、その価値の多くは経済的価値であること。また、その価値に占める割合は小さいとしても、もっと大切なことは作者が駒尻に自分の作であることを確かに刻んだということ(当たり前だ、それが銘だ・笑)。銘を刻まなくてもよい作ではなかったということ、それを明示しているということ。あと、運よく銘を刻めたということ(どゆこと)。

いずれにせよ、tsurukiさんがおっしゃるとおり、どちらでなければならないということではないと思います。
どちらのタイプにも魅力がありますね。

 

銘の大切さ

 投稿者:tsuruki  投稿日:2015年 9月20日(日)20時36分33秒
  梅水さん
たまたま覗いてみたら、ブログ記事を紹介していただいていました。ありがとうございます。
去年の師走頃でしたか、無銘の武山の彫り駒が出品されていたのですが、飲み会で騒いでいる間に終わってしまっていて、残念無念だったと記憶しています。後の祭りとなりました。・・・。

私には無銘がふさわしい、と書いたのは、単なる宵越しの銭を持たない者の強がりで、やはり作り手を明らかにする銘は、作者にとっても命でしょう。ただ、今も勉強中の身の上では、作者とその感性の息吹が感じられるならば、よそに売り渡すことを考えない自分自身の資料の駒として、それが安価であれば、無銘でも十分に納得できますという意味なのです。(勉強用に訳アリの掘り出し物を探す己の情けなさです。苦笑いしかありませんが)

最近、特に感じていることですが、駒の市場価格というものには、どうも作品力としての付加価値が見出されていないように思うんです。木地偏重や巨匠の名だけではなく、彫りの技や盛り上げの悠然とした出来具合をきちんと受け手に啓蒙していく作業が足りてないのではないでしょうか?その意味で、7万5千円の武山駒には、その作品力の魅力が見出されたことで、大きな価値があるのでしょうね。

愛されて使われて磨かれ、同時に時間が刻まれた駒には、個人的に魅かれます。駒は愛されることで、本来の作品力を発揮するものなのかも知れません。その意味で、梅水さんの駒には、それらがエキスとなって発散されているように思えてなりません。駒写真から伝わってきます。

私は覗き見ですが、掲示板の復活を楽しみにしています。




 

まぼろしの彫駒

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月20日(日)17時31分30秒
編集済
  過去、わたしはブログに「まぼろしの彫駒」という記事を書きました。
http://fxrobot.hatenablog.com/entry/2013/10/05/163301

それは武山のことで、数物として作っていたはずの駒にまぼろしとはいかがなものかと、確か、ある駒の大家にひんしゅくを買ったように記憶しています。でも、武山は影武者として彫った数の方が多いのではないでしょうか(想像の域)。果たして、武山は自分の銘でどれほどの駒を彫ったのでしょう。きっと、たくさーんでしょうね。

ただし、その出来には不出来な作も多く(数物仕事ですから当然)、またその大半が、大切にされることもなく朽ち果てていったということだと思います。現実に武山駒の内容のよい作、状態のよい作は少なく、実際、オークションに出てくることも少ないですよね。出てきたら迷わず手に入れましょう(笑)。

運よく手に入れた方は、数十年後にお孫さんに、この駒はねぇ、こう見えても、世の中に滅多にない駒なんだ。まぼろしの駒という人もいるくらい何だよってね、自慢してください(笑)。

というわけで、わたしの広報の成果かどうかはわからないけど、画像の武山がオークションで 7万5千円を超えたとのことです。わたしはそのオークションについては知りませんでしたが、鶴木さんのブログ記事を拝見して知りました。

鶴木遵の原風景 《絶対零度》
http://0417jun.blog.fc2.com/blog-entry-531.html



わたしはこれを大変よいことだと思うんですね。

これは駒のマーケットが成熟したと思える瞬間です。素晴らしいじゃないですか。

わたしはかつて、オークションである方と競争して武山作の上彫を7万円オーバーで落札しました。2人だけで上げてしまったので他の方々の同意があったわけではないでしょう。そのときもわたしはかなりの貧乏でした(いまも同様です)が、その金額で落札したことに不満はありませんでしたし、むしろある種の満足感がありました。

鶴木さんはブログの中で、自分は無銘の駒でよいと書かれていますが、それは人それぞれで、それも一つの正しい考え方だと思います。ただし、いまではわたしは銘の価値は高いのだと考えるようになりました。以前は価値を見いだしていませんでした。

こんな薄汚れた天童の数物の上彫が 7万5千円だなんて、なんて素敵なことでしょう。貶しているんじゃない。落札者の方には心からのエールを送りたいです。

なお、駒は、泡磨きをした後、乾拭き磨きを繰り返してあげてください。

 

影水作金龍書彫埋

 投稿者:梅水  投稿日:2015年 9月16日(水)01時52分48秒
  詰将棋作家の北原義治さん(故人)が生前愛用された駒です。いまは縁あってわたしの手元にあります。



彫埋駒なのですが、その彫の見事さにほれ込んで、なんとか手に入れることのできた駒で、手に入れたからというものは、時間を見付けては乾拭き磨きを続けています。もちろん油などは絶対使用しません。皆さんも愛用の駒をお持ちでしょうが、椿油などは使わないようにしてください。駒をダメにするだけです。

この掲示板をたまたま見かけた方で、ご自慢の駒・棋具をご投稿されませんか。駒は値段ではありません。3千円で手に入れた駒であっても、使って磨き込んだ駒は見る者を惹きつけます。わたしは、安価でありながらも天童中彫のある見事な駒に心が動かされました。

安価な数物の駒であっても、ときに工人が意地を見せてくれることがあるわけです。そして長い年月を越えて現在その姿を見ることのできる駒があります。オークションに出てくる駒のなかに稀にですが、そのような駒に出会う幸運があります。

値段は数千円。見る目さえあればどなたでも手に入れるチャンスがあります。わたしもそうやって手に入れた駒を今回の画像の金龍同様に大切に磨いています。駒は値段ではありません。どれほど好きな駒か、どれほど大切に使っているか、どれほど手入れをしているのか。それこそが大切であると思います。

ご投稿をお待ちしています。

 

四方木口の碁盤

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 8月 2日(日)19時09分17秒
編集済
  四方木口の碁盤をヤフオクで落札して六面直しを黒田素心師に依頼して
桐覆も新調しました。四方木口の盤は魔除けの盤と言われていますが、
この盤は手放してしまった為に、良くない事起こりました。その為に将棋盤ですが、
同じ四方木口の将棋盤を入手して現在に至っています。

元禄時代に製作されたと思われるこの盤の厚みは忘れてしまいましたが、画像で判断して下さい。

 

四方木口の将棋盤

 投稿者:梁山泊  投稿日:2015年 8月 2日(日)18時39分37秒
編集済
  製作されて200年は経過している四方木口の将棋盤を黒田素心師に修復して頂きました。
脚は取り替えて天面と底面は削って、目盛り直しと臍(血溜り)も彫り直しました。
盤の厚みは二寸9分です。横330mm×奥行352mm×総高さ192mmです。

尚、この盤に合わせる駒は安清の書駒か、彫駒ですが、私は安清の駒は好みでなく
奥野所縁の錦旗書体の彫駒を使用しています。 又、時代考証からは駒台は使用せずに
畳の上に懐紙を置いてそこに駒を置きますが、私は愛嬌で桑の4本足駒台を使用しています。

画像の紫檀製1本脚の駒台は盤より高さが高い為に使用していません。
 

お礼

 投稿者:素人  投稿日:2015年 5月15日(金)23時00分58秒
  キコリ様

ご回答頂き、ありがとうございました。
まさかこれほど詳しく解説して頂けるとは
思っておりませんでしたので大変驚いております。

同時に、なんとなく「良いなぁ」と思っていた駒たちが
名工の作によるものだったと知り、これまた驚いております。
自分よりも年上の駒に敬意を払いながら、
今後も大切に使いたいと思います。
 

RE:祖父のもの

 投稿者:キコリ  投稿日:2015年 5月12日(火)22時55分26秒
  素人 さん

この駒は、43歳で夭折した名工として名高い宮松影水の山華石書の彫り駒です。

山華石とは、書家山崎華石の書による、影水のオリジナル書体で、影水は父の跡を継ぎ駒作りを昭和23年頃より作り始めますが、当初はうまく作れず、この山華石を奨励会の対局駒や道場駒として作っておりました。

しかし、この駒は当事のものではなく、その後、昭和35年以降に作られておりますね。当初の山華石と比べて大分彫りが良くなっております。又、大事に使われていたのでしょう、状態も非常に良く見えます。

影水の駒の中で山華石はあまり評判が良い書体とはいえませんが(若くして作った品が多い為)、この駒には非常に良い趣を見ることが出来ます。是非大事に使って頂きたい作品です。
 

祖父のもの

 投稿者:素人  投稿日:2015年 5月11日(月)22時58分46秒
  押入れに眠っていました。
この駒について知りたいです。
写真からわかることを教えて頂けないでしょうか。
もっと他に撮るべきところがあればご指示ください。
どうぞよろしくお願い致します。
 

武山作現る

 投稿者:梅水  投稿日:2014年12月 3日(水)14時30分25秒
  http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f141488012 ← オークションに武山作が北海道から出品され、7万6千円で落札されました。よい値段が付きましたね。落札後、会員制銘駒掲示板の方に教えていただきました。

値段が付いたことを知った人が、ああぁ、これ、家にもあるぞぉ!と追っかけて出てくるかも知れません。続けてオークションを注目です。もし出てきたときは彫駒ファンの方なら10万円以内であれば手に入れておかれてはいかがでしょう。

わたしもオークションで手に入れたのですが、武山、武山と自分で騒いだあとに競争して落札しましたので、けっこうな値段になりました。金銭的に見れば損をしたようですが、値段が付いたことに自分では満足な気分でした。多くの人が見ているなかでのことでしたからね。

さて、出品者の方は「幻の駒」と紹介されました。これはわたしの主張を採用いただいたのでしょうか。たぶんそうなのでしょう。こうやって実際見ることができ、オークションで落札もできるわけですから「幻の駒」というのはいかがなものかという批判もあることでしょう。

さてさて、こんかいの値段を受けても、こんごもオークションで見ることのできない日々が続くなら「まぼろしの駒」と呼んでもいいのでしょう。数がないものに値段が付くという現象は、将棋駒がマーケットとして成熟することですから、こういう騒ぎにあまり目くじらを立てずに見守っていただきたく存じます。

さあ、みんなで、完品本物の武山を探そう!

 

初代天一作天童楷書彫

 投稿者:梅水  投稿日:2014年11月 9日(日)15時51分29秒
  初代天一(佐藤静)作の天童楷書彫というのはオークションなどにはほとんど現れません。えっ、見ましたか。それは初代天一銘であるだけで、佐藤静の作ではないのではないですか。

よく見ておいてください。これこそ正真正銘「初代天一」の天童楷書彫です。品と柔らかさの大変特徴的な作風です。初代天一の彫りは、武山の彫りとは真逆の特徴を備えます。武山が剛なら天一は柔ですね。



 

RE: 仙佳です

 投稿者:梅水  投稿日:2014年11月 9日(日)15時30分0秒
  ねん猫さん、こんにちは。

おっしゃるとおり、飛車がいいですね。のびのびと彫られていますね。なん百なん千と指された古い駒でも、油でべたついた駒でもないかぎり、耐性は失われず、これからも永く使っていける。本作のようなそういう古い駒っていいですね。これも、おっしゃるとおり、これほどに使われた駒には精神的な価値が宿っているように思われます。見ているだけで楽しくなる駒写真に感謝です。



 

RE*仙佳です

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年11月 8日(土)20時33分10秒
  手彫りの仙佳ですね。今後、1,000局以上対局に使用されても堅い薩摩黄楊に
彫られた駒ですから、剣先が丸くなる程度で、愛着が一層深まる駒ですね。
 

仙佳です

 投稿者:ねん猫  投稿日:2014年11月 6日(木)17時00分29秒
  飛車が伸び伸び彫られているのが見ていて気持ちいいと感じ、手に入れました。
古い駒なので、何百局も指されてきたのだろうなと思うと愛着がわき、
物に対して可笑しいかも知れませんが、先輩!という気分がします。
 

第12回天童将棋駒祭り

 投稿者:bremen  投稿日:2014年10月15日(水)01時05分15秒
  チラシが届きましたので画像にてご紹介します。
 

無題

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 7月13日(日)15時56分25秒
編集済
  豊島作小野書に続いて 、駒と盤のバランスを看て頂く為の画像です。
1、現代作者の駒です。
2、龍山作 錦旗
3、影水作水無瀬書

 

豊島作小野書

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 7月 5日(土)17時25分56秒
編集済
  大正後半から昭和初期に製作された小振りの駒で木地は杢ですが、現代では虎杢と呼ばれている木地で、
脆弱な虎斑木地とは異なり重量感があります。この当時盤の横寸法の定寸は1尺8分ですが、この盤は
それより3分5厘(11mm弱)大きい為に盤と駒のバランスは現代の感覚からは少し違和感がありますね。
 

RE: RE:日本刀のごとき武山

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 6月28日(土)16時23分15秒
  おっしゃるとおり、装飾を排した実践的日本刀といえると思います。ところで、オークションにはときどき面白い駒が出てきますが、武山の秀作となると 10年に一組という感じではないでしょうか。まさに十年一剣(ちょっと意味が違いますが)。それでも出る可能性はありますので、興味のある方は注目して見ているというのも一つの楽しみ方ですね。



 

RE:日本刀のごとき武山

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 6月28日(土)06時39分37秒
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  武山作錦旗書の彫駒に見られる彫りを日本刀に例えると元禄時代に見られる様な華美を競い
華奢な造りでは無く、南北朝時代の使う為の道具のイメージで、駒師の気魄を感じる作品
ですね。又、私は武山天一とは名人彫り師森山某が問屋の号である武山銘を使えなくなった
為に天一銘で森山師が製作した駒と記憶しています。

添付画像の上段は武山の彫駒をイメージした日本刀で使う為の刀で中段の画像は盛上げ駒
をイメージする画像で、日本刀を道具として使用しなくなって300年ほど経過した時代の
刀で、平箱で眺めるだけの盛上げ駒の感じです。

下段の短刀の拵えは截金による三葉葵紋で、以前なんでも鑑定団で争議を醸した蒔絵盤と同じ手法です。
(作品は当時の物ではありません)

将棋盤は200年以上前の四方木口の3寸盤です。これは四方が皆、木口である事から魔除けの盤と言われて
いますが、現代では製作される事は無い木取りです。

 

日本刀のごとき武山

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 6月27日(金)19時10分51秒
  今日、久しぶりに二組ある武山作天童楷書彫のうちの一組を並べ磨きました。

そのときに感じたのは、武山の駒の日本刀のごとき感触です。

その激しさ、鋭さ、刺々しさは、将棋を指すものに和みなどを許さない、あるいは、指す者の穏やかさとは関係のない存在であり続ける意志、戦いの道具であることを感じさせます。

また、武山独特の書体は同じ天童楷書でありながら天一のそれとは、心のあり方が根本的に異なるものです。このところ、武山天一の駒が二、三組オークションに出ましたが、内容は天一の書体を真似た武山の彫りなのです。どれも少しずつ、真似のレベルが異なり、武山の迷いを感じさせます。

しかし、天一の書体では武山の良さは活きません。なぜなら天一と武山では真逆の作風だから。それ故、ちぐはぐな感じを受ける場合もあります。あるいは、天一らしさなどお構いなしに彫り上げたような武山天一の作もあり、そんなの観ていたら楽しいったらありゃしない。

さて、武山の書体と彫りをひとことで言うなら「日本刀のごとき作」。わたしにはそう見えます。皆さんは武山をどう見ますか。


 

変形木のアテ

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 6月21日(土)08時00分10秒
編集済
  鵜川善郷氏から8年程前に頂いた御蔵島黄楊の原木です。
この原木を私が板木地にして、梁山泊プロジェクトⅡの駒を製作しました。
私には最初にして最後の原木からの板木地成形で、駒形成形は松尾氏がされました。

 

RE:木地の楽しみ

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 5月18日(日)06時25分59秒
編集済
  40年程前は、駒の分類は斑・杢・柾で分類されていたと思います。画像の駒は現在は銀目と呼ばれている木地で、当時は杢に分類される駒ですね。又、虎斑は柾目の木地に分類されていました。(柾目木地に虎毛模様の斑があるのが、虎斑)又、画像の駒は使い込めば、何物にも換え難い味わいの駒(木地)になりますね。

添付画像は大竹治五郎作の清安書で孔雀杢混じりの枝杢です。おそらくは御蔵島の断崖絶壁で育った小径木の黄楊で作られた駒の様に思います。又、制作年代は昭和20年代後半と推測しています。尚、駒はフラッシュ撮影の関係で実際の色合いより明るく撮影されています。
 

木地の楽しみ

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 5月 2日(金)21時07分3秒
  この木地を見て皆さんはどんな印象を受けますか? わたしはこの駒の木地を「雷神杢」と名付け楽しんでいます。駒にも本来の名前以外にもう一つ名前を付けています。そう「雷神の駒」と名付けたのです。

実をいうとこの駒は何度も手放しかけたのですが、その度に何かが起きて、わたしの手元に残ることとなったのです。きっと、離れられない縁があるのかもしれませんね。

さて、このように珍しい木地の駒を手に入れたら、その木地には、ぜひとも楽しい名前を付けてみてほしいですね。それも木地の楽しみ方の一つだと思います。ところが実は、雷神の雷神たる所以は、この稲妻のように光る木地だけではありません。

駒の表は、源兵衛清安書の盛上駒ですが、その作風は、真に雷神なのです。その心についてはまたいつか。



 

二代天一作中彫

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 4月11日(金)00時34分37秒
  彫駒ファンに人気の二代天一(佐藤松喜師)ですが、もう駒作りをやめておられるので、なかなか手に入らない種類の駒の一つとなっています。

まぁ、中彫ですから、本作は大味な作りとなっています。それでも、そこらの中彫とは一味違う味わいもあるようです。でも、これなら、青空将棋でバシバシ打ち付けて使うのにも遠慮が要りませんね。


 

駒権の魅力

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 4月 9日(水)18時11分35秒
  駒権の魅力というのは、やはり、その完成度ですね。大衆向けの駒でありながら、完成度が高く、その彫りの鋭さで彫駒ファンを魅了します。また、こういう駒を愛した大阪の大衆文化、精神文化に、わたしは、興味を惹かれます。

↓こちらは「宝玉」。何年もの間、これほしかったんですね。オークションで落札したのですが、最近は出てこないですね。駒権の長所というか短所というか、例えば、同じ宝玉でも駒形のバランスが皆異なるわけです。本作はバランスのよい宝玉で、わたしが選んだ意味はそこにありました。



↓こちらは、書体銘のない作ですが、内容的に宝玉にも似てますが、「竹山」と完全に一致する作です。こちらもオークションでしたが、竹山相当の中でも、実にできのよい作を手に入れることができたとよろこんでいます。また、駒権の大衆駒としては実にめずらしく未使用の状態でした。これから、使いこむことが楽しみです。



ところで、近年、外国での将棋熱が盛り上がりを見せつつあるようです。こういう駒があることを、いつの日か、外国人将棋ファンに教えてあげたいと思います。今、将棋がとくに注目されているフランス辺りだと、駒権の駒尻を見ただけで、C'est merveilleux! なんてことになるかもですね。

みなさんもいかがでしょう。日本人だというなら、駒権を携えて、いざフランスへ!(笑)
 

マイドキュメントからその2

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 4月 7日(月)21時45分18秒
  私所蔵の影水作菱湖書のスキャナー画像です。島黄楊の自然木が60年の時を経て赤みを増しました。  

マイドキュメントから

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 4月 6日(日)17時37分6秒
編集済
  私所蔵の影水作水無瀬盛上駒のスキャナー画像です。
後期の作品である太字の迫力を堪能して下さい。
画像では解りませんが、駒木地と文字のバランスは
駒の面取りで素晴らしい次元で取れています。
 

武山作錦旗

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 3月23日(日)08時25分41秒
  武山作錦旗彫駒。作者は天童の駒師、武山こと森山慶三(明治33年~昭和55年)。少し大袈裟かも知れませんが、本作は天童の彫駒史に残る逸品という見方が出来るのではないかと思います。本作は古い作ということもあり、実物はかなり小振りであり、見る目のない者には見窄らしだけの駒と写るかも知れませんが、そこが本作の奥の深さともいえるところで、分かる者には本作の素晴らしさは疑いのないところです。

彫駒の第一次的な魅力は、その彫りの技量にあるわけです。これはつまり、彫りの鋭さなど彫駒ファンを魅了する一見派手な特徴となりますが、それだけではなく第二次的な魅力として、彫りの流れや作者の感性を反映した美的な構成などがあるわけです。前者は分かりやすいものですが、後者については、その素晴らしさを理解する者が選ばれるということがあるわけです。

だからこそ、後者の魅力を備えた作品を見つけること、理解することの醍醐味があるわけです。近年の彫駒作は、完成度の高い字母をコピーした精密な作が多く、時間も掛けて作られていますので、工業製品のごとくの出来映えといえるわけですが、それに比べ本作はいわゆる数ものの仕事の範疇に入るものです。しかし、逆に数ものの仕事で鍛えられた練達の技と武山が生まれ待ったのであろう優れた感性が本作を成り立たせているのです。


 

武山の銘

 投稿者:梅水  投稿日:2014年 3月20日(木)14時33分49秒
  久しぶりに「駒の板」掲示板を拝見しましたら、武山の駒についての質問がありましたので、武山の銘を投稿させていただきました。折角ですのでこちらにも投稿することにしました。左から、武山作錦旗彫、武山作天童楷書彫、同じく武山作天童楷書彫の駒尻です。


実際には銘を見なくとも、それよりももっと情報の多い作品本体がまるっきり表に出ているわけですから、それを見れば一目瞭然といえるわけですが、しかし、そういう言い方は意地悪なわけで、実際わたしはかなり意地悪です(笑)。

というわけで、この件(質問)につきましては、銘をご覧いただけば、かなりハッキリご判断いただけますので、割り切って銘でご判断いただくのが簡単かと思います。この銘を手掛かりにオークションなどで本物の武山作を探していただければと思います。

なかには無銘の武山や、天一作銘の武山なども過去には出たことがあります。いずれにせよ武山作はかなりレアなものですので、余計なお世話ながら見つけたら是非手に入れていただきたいと思います。

彫駒ファンならば、武山を是非一組。
 

いけませんの面取り

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 3月15日(土)20時32分13秒
編集済
  面取りの改悪例で同じ人物の手によると思われます。

秀峰作長禄彫駒/本榧柾目将棋盤セット/板谷八段揮毫付駒箱・盤覆
http://page19.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x325200718?u=%3btohsin31

竹風作 錦旗
http://go.tengudo.jp/images/shogi_piece52_2.jpg

竹風作昇龍
http://www.geocities.jp/monkey007no1/koda/kigu/ootake/sho/image_4.jpg

竹風作金龍
http://www.geocities.jp/monkey007no1/koda/kigu/ootake/kinruu/image_2.jpg

影水作錦旗
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v347429225?u=%3btohsin31

宮松美水作錦旗
http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t362113469?u=%3btohsin31

 

新年好(シンネンハオ)

 投稿者:梁山泊  投稿日:2014年 1月 1日(水)19時57分30秒
編集済
  この1年の無事を祈り、魔除けの盤と言われる四方木口の盤を紹介します。
ヤフオクで落札した120年は経過したと思われる盤の目盛り直しと脚を取替え、
オオイレとへその修理、両側面も鉋がけと木口以外の総てを修理しました。
桐覆も浮造りの高級品です。尚、盤の修理は黒田素心師にお願いしました。

尚、当時は駒台がありませんから、懐紙の上に駒を置いたと思いますが、画像では
大正末期から昭和初期に製作された紫檀の駒台を使用していますが、駒台の高さは
3分程低くする予定です。 又、時代感からは合わせる駒は安清作(花押)の駒ですが、
私は豊島以前の駒には全く興味がありませんから、豊島時代の駒を合わせます。
この盤には現代作者の駒は全く似合いませんし、影水時代の駒も同様に似合いません。

余談になりますが、2枚目の写真の人形は三国演義の関羽雲長で、中国では商売の神様です。
 

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