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浜岡原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図。
※若狭のもんじゅ原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図を追加。

浜岡原発が事故なら首都圏など壊滅。浜岡原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図を重ねて唖然、茫然。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2011/04/post-639e.html#top
浜岡にチェルノブイリが位置するとした場合の、100km、300km、600km圏までのホット・スポッツエリアです。
原発事故があり、風向きと雨のタイミングが合えば関東と京都・大阪の関西圏は完全にホット・スポッツ圏になります。
関東圏は福島原発が終息しなければ同じく、、、。
今回制作してみて実感したのは、日本と言うのは実に狭い国土に原発が過密状態ってことです。
チェルノブイリ紹介映像を見ましたが、チェルノブイリの周りは事故前からでも広大な草原が広がっていました。人口的にはスカスカの所です。
米国は104基、日本はカリフォルニア州と同じくらいの広さに55基。しかも米国はスリーマイル事故以来増設を停止し、エネルギー政策を見直しています。
首都圏や東京の人口密集度は半端じゃないのに正にキチガイ沙汰。
この図を見て平気な政治家なら安全保障上の観点からも馬鹿丸出しと断言します。
↓こんなプレートの境界上にある浜岡に原発などキチガイ沙汰です。

同じく、若狭のもんじゅ原発とチェルノブイリ原発事故汚染地図。
チェルノブイリ原発事故の時は北東でしたが、風向きの関係で南西方向にプルーム(放射能雲)が流れれば京都・大阪は至近距離でやられます。

追記:
(以下転載始め)
航空機計測もとに「地表汚染マップ」 日米共同で製作
2011年5月6日21時8分
http://www.asahi.com/national/update/0506/TKY201105060286.html

地表汚染マップ
文部科学省は6日、福島第一原発から80キロ圏内の地表の汚染マップを初めて公表した。米エネルギー省と協力し、航空機を使って、地表1~2キロ四方で放射性物質の蓄積量を測って作った。原発から北西方向を中心に避難区域外の一部でも、高レベルの汚染地域が見つかった。
今回のマップは、上空からの測定値をもとにしているため、文科省は今後、地上での実測データを増やし、きめ細かな避難区域の設定の判断などに役立てる方針だ。
調査は4月6日~29日行った。米エネルギー省は飛行機とヘリの計2機で60キロ圏内を、文科省は民間ヘリ1機で60~80キロ圏内を観測した。放射線計測器を搭載し、約150~700メートル上空から地上を観測。放射性物質ごとのエネルギーの違いから、半減期が約30年のセシウム137や、約2年のセシウム134の蓄積量を調べた。
この結果、原発から北西方向にセシウム137が1平方メートルあたり300万~1470万ベクレルの汚染地域が帯状に広がっていた。チェルノブイリ原発事故では、セシウム137が55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった。今回のマップでは、計画的避難区域の飯舘村や浪江町などの外でも一部、この水準を超える地域もあった。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教は「汚染地域が広域で驚く。避難計画や、道路や公共施設などの除染対策の参考になる」と話している。(佐藤久恵)
(以上転載終り)
↓下記凡例などの説明文中、平米の上付文字のタグがこのBBSでは使いない様です。【遊撃版】にメモ投稿をしておきました⇒http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=SOBA&mode=res&no=226
※↑SOBA:朝日記事の「地表汚染マップ」を拡大して見ると、単位が「m<sup>2</sup>」です。それに対して下記チェルノブイリ放射能汚染地域図では「km<sup>2</sup>」です。朝日の記事を「km<sup>2</sup>」換算するとチェルノブイリ放射能汚染地域図と比べられます。式は「Bq/m<sup>2</sup>×1000×1000=Bq/km<sup>2</sup>」です。あるいは「Bq/km<sup>2</sup>÷1000÷1000=Bq/m<sup>2</sup>」で、チェルノブイリ放射能汚染地域図を「m<sup>2</sup>」に換算して朝日記事中の「地表汚染マップ」と対照するかです。朝日の「地表汚染マップ」中、「赤色」全部と「黄色」の半分以上はチェルノブイリでの「Confiscated/Closed Zone(立ち入り禁止地域)」、「黄色」の半分近くと「緑」全域と「薄水色」の一部までがチェルノブイリでの「Permanent Control Zone(永久管理地域)」です。ちなみに、「濃いめの水色」が30万ベクレル以下となっているので、角田市、福島市、郡山市、いわき市など周辺部分のほとんどの市町村が放射線管理区域相当エリアの可能性があります。※
※医療法による放射線管理区域でも、労働安全衛生法令による放射線管理区域でも、表現に若干の差はあるものの、「放射性同位元素によって表面汚染密度がアルファ線を放出しない 同位元素の場合4Bq/cm<sup>2</sup>を超えるか、もしくは超えるおそれのある場所」となってます。カルシウムと同じ様に体に取り込まれ、半減期が30年と長いセシウム137の場合、崩壊モードが「β, γ」なので、これに当てはまります。4Bq/cm<sup>2</sup>を/m<sup>2</sup>換算すると4万Bq/m<sup>2</sup>です。

セシウム137の濃度に基づく放射能汚染地域。(チェルノブイリ原子力発電所事故より)
Confiscated/Closed Zone
Greater than 40 curies per square kilometer (Ci/km<sup>2</sup>) of Cesium-137
SOBA:訳すと、立ち入り禁止地域、セシウム137が40キュリー/km<sup>2</sup>超え。ベクレルで言うと、148万ベクレル/m<sup>2</sup>超え。
Permanent Control Zone
15 to 40 Ci/km<sup>2</sup> of Cesium-137
SOBA:訳すと、永久管理地域、セシウム137が15キュリー/km<sup>2</sup>超えから40キュリー/km<sup>2</sup>まで(15× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>超えから40× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>まで)。「Bq/m<sup>2</sup>」換算すると、55万5千ベクレル/m<sup>2</sup>越から148万Bq/m<sup>2</sup>まで。
Periodic Control Zone
5 to 15 Ci/km<sup>2</sup> of Cesium-137
SOBA:訳すと、一時的管理地域、セシウム137が5キュリー/km<sup>2</sup>超えから15キュリー/km<sup>2</sup>まで(5× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>超えから15× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>まで)。「Bq/m<sup>2</sup>」換算すると、18万5千ベクレル/m<sup>2</sup>越から55万5千ベクレル/m<sup>2</sup>まで。
Unnamed zone
1 to 5 Ci/km<sup>2</sup> of Cesium-137
SOBA:表中では1 to 15となっていますが、「Periodic Control Zone」で「5 to 15」とやっているので1 to 5の間違いか?訳すと、セシウム137が1キュリー/km<sup>2</sup>超えから5キュリー/km<sup>2</sup>まで(1× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>超えから5× 3.7×10<sup>10</sup>ベクレル/km<sup>2</sup>まで)。「Bq/m<sup>2</sup>」換算すると、3万7千ベクレル/m<sup>2</sup>越から18万5千ベクレル/m<sup>2</sup>まで。
※Radiation Hotspots(ホット・スポッツ):放射線物質で汚染された複数の地点、あるいはエリアのこと。
参考:地学でホットスポット(hotspot)とは、プレートより下のマントルに生成源があると推定されるマグマが吹きあがってくる場所、若しくはマグマが吹きあがってくるために(海底)火山が生まれる場所のことをいう。また、ある特定の植物や動物の繁殖地をホットスポットと言う事もある。
脆弱な日本列島 ◆プレートテクトニクスからみた日本列島
http://www.zenchiren.or.jp/tikei/zeijaku.htm
↓以下画像は↑から

主要なプレートの位置図
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Plates_tect2_ja.svg
↓以下画像は↑から
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/
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