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昭和・平成の霊能者(続11)

 投稿者:やさか  投稿日:2020年 5月16日(土)13時16分57秒
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  山内光雲のこと

何度かその高槻での集まりに行った。自分が経営する家具販売会社の事務所を、光雲師が主催する集会に提供しているこの社長は、この会の世話役であり、山辺光雲のファンで「ひかりの会」の番頭格でもあった。
ある日の集まりの後、巖は光雲師と番頭だけになったとき、いきなり切り出した。
「先生、私を弟子にしてもらえませんか?」
巖はじっと師を見つめて返事を待った。
「そうなれば給料は出せませんが、それでやって行けますか?」
先生に代わって番頭が答えた。
「はい。一年ぐらいだったらやって行けます」
「少し短いなあ」先生に代わり、また番頭が答えた。
師は黙ったままだった。
巖はじっと師の表情を見つめていたが、表情は動かなかった。巖は弟子としての入門を拒絶されたと判断した。
(よし、一から自分一人で勉強をやり直そう)巖は決心した。
その後も機会を見つけては、よく光雲師の元に顔を出した。

事情で集会場所が変ってからも、その変更先までよく行った。一緒に食事をしたり、スナックなどにも飲みに行った。
師は興に乗ると、よく不思議な歌を謡った。何処からともなく音楽が聞こえ、自然と口を開き、声帯から声が出るのだという。
巖は勝手に山内光雲を崇め師事した。

そのうち師は、霊能が開発されるという古代ヤマトの歌を手ずから指導してくれた。
それから数年が過ぎた。
「君はすでにその力を得た。できるだけ早く活動をはじめなさい」
ある日師はそのように言った。
「すべてを任せます。まず奈良県内に集会所をつくりなさい」
師は、一日も早く活動を始めるように言った。
・・・ヤマトの歴史が狂っている。また、この国の医学、経済学、哲学など、あらゆる西欧由来の学問も間違っているのでこれを根本から改めてください。真理を追求するのが学問であったのに、現代の学問は違っている。学閥ができ、権威や金に左右されて、ウソが本当としてまかり通る世の中になってしまった。君はまず日本の歴史から改める作業をはじめてほしい。それがあなたの今生に科せられた使命だというようなことだった。
光雲師は、「あなたにこのことを伝えるのが私の役目なのだよ」とも言った。

翌年、師は「ひかりの神」の召命により天に召された。
巖は先ず五十日と百日の霊祭を済ませた。
「君にはその力が既にある。奈良県内なら何処でも良い。君がここだと思うところに、まず集会所をつくりなさい。その時になれば協力者が現れ、また必要なお金も自然と集まるよ」
師は生前そのように言っていたが巖はまったく自信がなかった。まだ霊感も霊能力もあるとは思っていなかったからである。
それに先立つ資金がまったく無かった。それで井角はまず修行をはじめようと思った。修行と言っても巌窟に籠もり座禅をしたのではなかった。断食をしたり、寒中に滝に打たれるなどの荒行をしたのでもなかった。ただ山中に入り真理を見つめようとしたのだった。
主な修行場は吉野三山だった。西吉野にあるこの三体の山は、山頂にそれぞれ由緒ある神社が鎮座している。高野山にも入った。また丹波の高熊山や伊勢の倉田山でも修行した。昼は山林に入り、夜は主として神道を書物から学んだのである。命題は、物事の真理を追究しようとしたのだ。
「真理」とは何か?
真理とは、実在するものの肯定であり、実在しないものの否定である。つまり言葉での表現と実在の一致と言えると思った。
では「実在」とは何か?
実在とは、形而上学的な恒常不変の実体・本体だと突き詰めて考えていった。
 
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